建設職人甲子園12月例会で、ガンダム大工の土山康徳さんが大工の魅力を語りました。(写真左。右手後ろにあるのは、土山さんが造ったガンダムMk-Ⅱ)
木工ガンダムにつては、現場で出るヒノキの廃材で、何かできないか…。そんな時、結婚してからガンダムのプロモデルを数多く作っていて、何千体にものぼり、お金もかかっていたので、ガンダムを造ってみようと思ったのがきっかけだそうです。(ちなみに、連邦軍派とのこと)
ガンダムで盛り上がったところで、本題の大工職人とは。
土山さんは「現場が片付いていて、丁寧な仕事で、工期内にやり遂げるのが目標」と語りました。
3年前、電動ノコをもったまま、屋根から転落。入院4か月、自分では回復して復帰する気満々だったが、周りからは再起不能だろうと思われた。復帰するまで数か月、復帰してからも痛みがあった。家族、会社に迷惑をかけたので、恩返しするためにも、頑張っている。
大工職人のブランディングとは、「三つの目標を実行していき、自分の仕事を見てもらう」と、最後まで実直な性格のまま話されていたのが印象的でした。
大工職人の未来では「現場に、三十代はいるが、二十代は本当に少ない。仕事はきついが、一人前になれば、やりがいあり、面白い仕事。若い人には、何年か辛抱して、大工をめざしてほしい」と、若い世代にメッセージを送りました。
その後、懇親会「匠飲み」で夜が更けました。